医療のM&A事例
事例① 休診中のクリニックの物件を利用して独立開業
譲渡法人Aクリニックは耳鼻咽喉科の診療所を運営していましたが、医師である先生が急遽入院をされ、休診状態にありました。元々後継者不在であったため、事業を承継してくれる医師を探しておりましたが、なかなか見つからない状況でした。土地は賃貸、建物(100坪)は医療法人で所有している状態で、廃院・医療法人の解散を検討していました。
譲受人であるB氏は病院勤務の精神科医で、独立開業を考えておりました。 患者様のためにスペースが広い物件を探し、市内の不動産(土地)を複数みておりましたが、なかなか希望条件にあう不動産・立地が見つからない状況でした。そのような中で、弊社グループに問い合わせがあり、Aクリニックを見学し物件に興味を持って頂きました。耳鼻咽喉科の医院でしたが、改修工事をして精神科の医院に 生まれ変わり、最終的にはクリニックの開業を実現されました。
譲渡企業(Aクリニック) | 譲受企業(B氏) | |
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業種 | 診療所(医療) | 開業医 |
所在地 | 長野県北信地区 | 長野県北信地区 |
年商 | 50百万円 | - |
事例② 中小病院の成長戦略のためのM&A
譲渡企業A病院は古くより地域に根差した中小病院です。整形外科・内科の外来、入院患者をみており、併設して老人保健施設(介護事業)も運営している病院です。院長が後継者不在であった事と、中小病院であるため診療報酬の改定の影響や、病診の連携の営業、入院患者の継続的な確保、医師・看護師の人材確保の課題を抱えておりました。
譲受企業であるB社は全国的にも病院のM&A・再生等を手掛けている法人で 地域医療の再生ファンドをもつグループです。病床の再編、医師・看護師の確保等のノウハウがあり、県内でも病院M&Aの案件を探している状況でした。ちょうど県内で他の病院M&Aを実施したタイミングという事もあり、双方の病院が連携する事で相乗効果が見込めるため、譲受の意思決定をして成約に至りました。
譲渡企業(A病院) | 譲受企業(B社) | |
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業種 | 病院(医療) | 医療法人グループ |
所在地 | 長野県中信地区 | 東京都 |
年商 | 700百万円 | - |
開業医研究所
開業を目指す医師への支援、開業後のサポート
医師の皆様⼀⼈ひとりのご要望にお応えし、形にしてきたノウハウと実績は、これから開業される医師の皆さまにも必ずお役に立てると信じております。