調剤薬局のM&A事例

事例① 後継者不在の課題:若手薬剤師にバトンタッチで解決

A社はご夫婦2人で家族経営をしている調剤薬局で、「後継者不在」と「制度改正への対応」に追われる事で「体力の限界」を感じ、70代A社社長は数年前から独自で承継してくれる薬剤師を探していました。

しかし、なかなか見つからないため弊社グループに相談があり、医療系の様々なネットワークを通じて、承継開業を希望している20代のB薬剤師とお会いして頂きました。年齢差はありましたが、しっかりとした考えがあるB薬剤師と意気投合してM&Aの決断をされました。

その後B薬剤師は、長野県への移住を決断して薬剤師である奥様と一緒に承継開業しました。在宅サービスを始めて順調に売上高も伸びており、更に1社調剤薬局のM&Aをして「地域に根差した薬局」を目指して事業拡大されています。

  譲渡企業(A社) 譲受企業(B社)
業種 調剤薬局 個人薬剤師
所在地 長野県中信地区 三重県から移住
年商 80百万円 - 

事例② 薬剤師確保の課題:成長戦略型のM&Aで解決

40代A社社長は、薬剤師の退職の度に、「薬剤師の確保」に頭を悩めていました。また「調剤報酬算定の見直し」「薬価の引き下げ」や「かかりつけ薬局の強化」を考えると、組織的な経営をしていく必要性を感じていました。子供の教育資金・住宅ローンの返済を考えると当初はM&Aをする事は全く考えていませんでした。

B社とM&Aを実現した後も、A社社長は取締役・薬剤師として継続勤務する事ができ、大手薬局との企業提携をする事でより成長できると考えてM&Aのご決断されました。 

その後、A社前社長は「お金」「人材」 に対する不安から解放される事で組織 的経営の実現ができ、事業拡大を順調 にされています。

  譲渡企業(A社) 譲受企業(B社)
業種 調剤薬局 大手調剤薬局
所在地 長野県北信地区 東京都
年商 250百万円 200,000百万円